若い親御さんには馴染みがないかもしれませんが、アラフォーの私が子供の頃にはどこにでもあった駄菓子屋さん。
5円や10円でいろんなお菓子や遊びが楽しめて、放課後になると近所の小学生が集う、もう一つの自宅のような空間でした。
そんな懐かしい駄菓子屋さんが、高山市は日枝神社の近くにオープンしたと聞いて、娘とさっそく遊びに行きました。
場所は、日枝神社の前の道からデイリーヤマザキの角を住宅地の中に少し入っていったところ。ご自宅の勝手口を改装されたようで、このノスタルジックなのれんに胸がキュンとします。
週末の朝でしたが、ご近所の子供たちが集まっていました。平日は山王小の子供たちで賑わっているそうです。
懐かしい駄菓子たち。値札以外は、何もかも30年前と同じです。
この謎のヨーグルトみたいなお菓子も「とうとう値上げ」だそうですが、個人的には値上げをしながらも製造を続けてくれているということが驚異です。
久しぶりに食べてみたい気がしました。
駄菓子以外にも、くじ引きや射的、型抜きなど、昔と同じような値段で楽しめる子供の遊びも用意してくれています。
娘は「型抜き」を初体験。
画鋲をつかって、プレートをきれいな形に切り取っていきます。
関西出身の私には懐かしい縁日の遊びですが、高山には型抜きの文化がなかったようで、ここで初めて知る親御さんも多いそうです。
ちなみにこのプレートは、遊び終わったら食べられます。
そしてお会計。
お小遣いを貯めたがま口を持ってきたので、初めて自分で計算してみました。
全然計算できてませんでしたが、優しい店主「やまちゃん」は粘り強く励ましながらお手伝いをしてくれて、なんとかお支払い。
子供よりも親の方が興奮してしまう、とっても楽しいお店でした。永く続けていただけることを祈っています。
駄菓子屋やまちゃん
住所: 高山市森下町1-171(同敷地の日枝神社側に、駐車スペース1台分あり)
コメント