昨年の暮れに、高山赤十字病院にて2人目の子供を出産しました。
高山日赤のスタッフの皆様、本当に温かい支援を本当にありがとうございました!
※1人目の子をアルプスベルで出産したときの記事はこちらです。
自営業なので、赤ちゃんを傍らにおいて少しずつ自宅で仕事を再開していますが、オンライン会議や集中して考えたいときなど、どうしてもひとりでまとまった時間が欲しくなります。
しかし 2022年2月現在、高山市内でもコロナ感染が拡大しており、保育園の一時保育も利用しづらくなっています。まだ月齢の低い赤ちゃんを外に連れ出して預けることにも不安があります。
そこで、NPO 法人 わらべうたの会 さんが提供されている託児事業、「高山市ファミリーサポート事業(旧称 びぃ・ぼぉサポート)」をはじめて利用させていただきました!
「びぃ・ぼぉサポート」とは?
1時間わずか 500 円で、どこでも託児をお願いできるサービスです。
幼稚園教諭・保育士・子育て支援員などの資格をお持ちの NPO スタッフの方々を中心に、地域での子育て支援に関わりたい方々などのサポートによって、託児が提供されています。
仕事でなくても、冠婚葬祭やリフレッシュの利用でも OK。利用にあたって、託児が必要な理由は一切聞かれませんでした。これは、市の一時保育と違うところですね。
「たまには自分ひとり時間が欲しいけど、ちょっと子供を預けられる人がいない」というときにも、1時間から気軽に利用できるサービスです。
利用までのハードルが低い点も、とにかく時間の余裕がない子育て中にとても助かるポイント。
市の一時保育を利用するには、まず一時保育ができる近くの保育園を探し出し、電話をして受け入れの確認をした上で、書面での登録手続きのために子どもを連れて一度、平日日中時間帯に園に行く必要があります。
また、保育士さんの配置をスケジュールするため、なるべく早い段階で予約申し込みをする必要があります。
保育園という場所で見てもらえる安心感はあるものの、子供を誰にも預けられず切羽詰まっている状況の保護者には、そもそも申し込みの段階で心が折れそうになります。
一方、「びぃ・ぼぉサポート」の申し込みは、一度も事務所に出向いたり電話をすることなく、オンラインでのやりとりだけで完結しました。しかも、最初の利用からわずか3日前に申し込めたという気軽さでした!
申し込み方法
1. メンバー登録
まずは、メンバー登録だけしておきます。直近で託児の予定がなくても、事前にメンバー登録をしておけば必要時すぐに依頼ができるので、手が空いたときに申し込んでおくことをお勧めします。
登録方法は、メンバー申込書 を印刷して記入したものの写真を撮って、メールで送るだけ。
PDF 編集ソフトをお持ちなら、直接編集したファイルをメールで送っても OK です!
もちろん、直接会っておきたいという方は、わらべうたの会さんに事務所に申込書を持ち込んでも大丈夫です。
2. 託児希望の連絡
託児希望の予定が決まったら、こちらのページ の「支援申し込み」フォームから必要事項を申し込みます。急ぎの方などは、電話での受付も可能です。
フォーム送信後、託児サポーターさんの配置が決まったら、すぐにご連絡をしていただけます。
当日の流れ
約束の時間、サポーターさんが自宅に来てくれました。どんな方が来ていただけるのか、事前に知らされていなかったので、お会いする前は少しドキドキでした。
ご本人も複数のお子さん(すでに中学生とか)を育て上げたママさんで、長年わらべうたの会で支援員として活動なさっているとのこと。
託児をお願いする部屋でおむつや着替えなどの場所をお伝えし、すぐに私は別室に移動して仕事を開始。時々泣き声が聞こえてきつつも、ベテランママさんだけあって根気よくあやしてくださっていて、赤ちゃんも快適に過ごしていたようでした。
この日は3時間預かっていただき、仕事に集中。終了後は、託児中の出来事を口頭で教えていただきながら、このような記録も書いてくださりました。
3時間分の料金 1,500 円を直接お支払いし、お帰りいただきました。
出産以来初めてこんなに長い時間邪魔されずに1人で集中できたので、ものすごく達成感がありました!
おわりに
高山市の一時保育よりは自己負担額が高くなるのですが、ウェブから手軽に申し込めることが気に入って、その後も何度か利用させていただいています。
自分以外に頼れる大人がいない状態で子育てをされているお母さんはたくさんいらっしゃいますが、精神的に余裕がある状態でないと、一時保育まで辿り着くのはなかなか大変かと思います。
私は1人目の自宅育児中、「一時保育の煩雑な申し込みや準備作業をするための託児が必要だ!」と常々思っていました。笑
もし、子供さんとの時間に精一杯で自分を見失いそうな親御さんがいたら、まずは1〜2時間だけでも、わらべうたの会の優しいサポーターさんたちに頼ってみてください。
外で仕事をしていようがいまいが、大人には1人で過ごす時間が必要です。
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